いちじくを煮てみる


裏庭に家族が植えたいちじくの木があります。まだ小さい木ですが、今年は実をたくさんつけていました。時々気をつけて様子を見に行っていましたが、久しぶりに行ってみたら鳥にだいぶ食べられていました。どうして鳥というのはああやってあちこち気まぐれにつつくのかと思うんですが、食べるならまるまるちゃんと食べてよ、と。行儀悪いなぁと文句のひとつも言ってやりたくなります。その点、たぬきはちゃんとしてます(笑)。いや、見てたわけじゃないからだけど、たぶんたぬき。なにかというと(笑)、実家で縁側に栗を並べて干していたところ、日に日にその数が減っていって、おかしいなと思っていたら庭の隅にきちんと小山に栗のカラをまとめて置いてあった、ということがありました。どうやらたぬき(たぶん)が夜な夜な栗を食べてはカラをまとめていたということでした。なんて礼儀正しいのか、と、そもそも栗をこっそり食べる無礼を忘れて感心したものです(笑)。それから私はたぬきの几帳面さには一目置いているのです。それはともかく、縁側に栗があるの情報が例えばクマに伝わらないとも限らない、たぬきにはかわいそうだけど(? 笑)縁側に栗を干すのはやめようということになって、それからはやめたのでした。それはともかく、と書きながら更にたぬきと栗の顛末について書いてしまった(笑)。ハイ、それはともかく、です、いちじくね、鳥に気ままにつつかれて全滅する前にと、わずかばかり収穫してきました。写真はその収穫したてのいちじくです。その後、レシピをいろいろ参考にさせてもらって甘露煮を作りました。グラニュー糖と酢でふつふつと。いちじくはあまり馴染みのない果物で、ドライフルーツは食べるけど甘露煮は食べたことがないので、どんなだろう??と楽しみです。