「不連続殺人事件」を読んでる


いつもの、タイトルとはなんの関係もない写真です(笑)。そういうわけで、坂口安吾の「不連続殺人事件」を読んでるこの頃。私は坂口安吾は読んだことがなくて、「堕落論」をちょっと読みかけてやめた、というような、初めてちゃんと読んでます。なんか、急に物語が始まって、登場人物も多いし、頭の中で知ってる俳優を当て嵌めて読んでます。不連続という割には事件はどんどん起きます。で、なぜかやたらと痴情というか欲情にまみれた、というような様子に煽る人物がいますが、実際はそこまでみなさん乱れてないのでは?なんてことも思いながら読んでます(笑)。まだ半分ぐらいなのでこれからの展開が楽しみです。
さて、この間の絵についての続きです。私は、右目に比べて左目がちょっと小さくてやや吊り上がってます。右と同じなら良かったのにな、と時々思うんですが、この間出てきた父の絵が、やっぱりそういう風にちゃんと描かれてて。よく見て描いたんだなと思ったわけですよ。父との思い出は数えるほどしかないけども、絵を見て、ああ、ほんとにある時期一緒にいたんだな、と感じました。そしてその頃の自分の存在もはっきりしたような気がしてます(笑)。