名前に君づけ


前々からの懸案でありました実家の物置の片付け、に行ってきました。不用品は捨てる、たとえまだ使える着ることができるものであっても!とまあまあ強めな意志を持って(笑)臨みました。でもまあなんていうかタイムカプセルもいいところで、小さい頃の、姉とお揃いのスカートなんかがどんどん現れ出てくるわけですよ。自分で言うのもアレですが、意外なほどステキな服がたくさんありました(笑)。ドラえもんの道具で懐中電灯みたいなので、スモールライトだっけ?それでどうにか小さくなってちょっと着てみたいなと思ってみたり。
いろいろなタイムカプセル(笑)を見ているうちに、私たち姉妹の描いた絵に紛れるようにして父の描いた絵も出てきました。以前も書いたことがありますが、父はずいぶん絵が上手かったんですよね。今までも何度か父が残した絵を見ていましたが、姉を描いた絵も何枚かありまして。赤ちゃんの時の。でも、私を描いたものは見たことがなくて、写真はいっぱい撮ってあるけど絵はないもんだね、と、まあいいかと思っていたものです。思っていたんですが、今回の片付けで私の顔を描いたのが出てきました。絵の中に私の名前に君づけで(笑)6才とも書いてました。ほんとに6才なら、その数ヶ月後に父は亡くなったんだなと、いろいろなことがその鉛筆画から感じられました。その絵はもらってきて眺めています。
それにしてもなぜ君づけ(笑)?よく見るとその画用紙の上に小さな画鋲の跡の穴がありました。タイムカプセルをちゃんと見ていけばたぶん同じような姉の絵もあって、並べて飾っていた時期があったのかも。ただし、姉のはおそらく名前に、ちゃんづけだと思うよ(笑)。