たんたんころりん


気がつけば、という感じで月が移り変わってるこの頃。いよいよ今年も12月ですねー。先月の中頃だったかな、今年も干し柿を作るべく、せっせと皮を剥き熱湯にくぐらせ紐に通して、と頑張りました。だいぶな数を干しました。早めに干したのは食べてます。おいしいです。日にちがずれて遅く干し始めたものはまだ干してあります。もうちょいかな。昨年は縁側のあたりに吊るしていて、今年もそこに吊るしていましたが、どうやら夜になんらかの獣(たぬき?出るんだな、これが)が通ってきてもりもりと食べてるようで、出来上がっていないのにどんどん減っていくという事態(笑)。彼ら、多少渋みが残っていても食べてしまうようなんですな。楽しみに通ってきてるのかもしれないが、すまんな、と二階のベランダに移しました。朝日を浴びると障子越しに干し柿シルエットが!(笑)。かわいい眺めです。
ところで、柿の怪的なことを昨年書きました(怪ってほどでもないな 笑)。今年の夏に妖怪フェアみたいのに行ったら「たんたんころりん」ていう柿の実の妖怪が紹介されてありました。柿の実を取らずに放置してるとそれが妖怪になるんだそうな。やっぱりー!と、何がやっぱりよ、と言われそうですが、やっぱり柿の実ってそういうことなんじゃないのよ!なんて我が意を得たり(笑)。そんなわけだから、実家に行った時に、よそからいただいたという渋柿が干し柿になるのを箱の中で待ってたようなんで(笑)、でも実家では忙しくて柿の実の世話はできないっていうので持ち帰って干して差し上げてます。柿の実ねー、たんたんころりんになると困るから(笑)。