この間ミズバショウを見に行ったことを書きました。たくさんのミズバショウの中に、ぽちぽちとニリンソウという花も咲いていました。聞いたことはありましたが、これがそうかとじっくり眺めて写真まで撮ったのは初めてです。1本の茎が途中で2本になって、そこにそれぞれ可憐な白い花が咲いています。たしかに二輪だわ、とそのまんまな名前だなと思うと同時に、音の響きなども美しくてなるほどぴったりな名前だなと感心したり、でした。ちなみに3輪咲いてるとサンリンソウというんだそうです。夏に咲くのだとか。
さて、先月のことですが、暮らしの手帖の別冊の「健康と暮らし」という本を買いました。健康であるとはどういうことか、ということを掘り下げつつ、ウォーキングとか食事とかの実際的なこともいろいろ紹介されてあります。本誌の内容が魅力的なのももちろんなんですが、付録が、身近な花と鳥の言わばお散歩ハンドブックで、それが見てみたくて買ったのでした。花の監修が今朝ドラで注目の牧野富太郎博士ですよ。熱い解説に心躍ります(笑)。なんていうか、完全に植物サイドに立って、物言わぬ草花に代わって誤った解釈などは徹底的に糾弾する！の気概とでもいうか。意外な雰囲気のハンドブックでした(笑)。おススメ。
