アシェットの乱歩

江戸川乱歩と名作ミステリーの世界(1) 2023年 3/1 号 [雑誌]

アシェットジャパンの新しいシリーズです。前シリーズでは装丁は素敵でしたが、中の紙質がどうにも私は納得がいかず、買い揃えたいのにやめておきたいような、とてもモヤモヤとしてしまって、結局創刊号以降買うことはなく、でした。今回はどうかなー、またあの紙かなあ、でもとりあえず創刊号は買ってみるかーと買ってみました。そしたら、ふつうの紙質でした！嬉しかったですねー。それにしても、前シリーズの時に自分がこれほど本の匂いや紙の質が気になる者であったかと(笑)新たな一面を見た思いでしたが。ともあれ、嬉しい気持ちで今回の創刊号を読んでいます。
シリーズでは、江戸川乱歩作品が中心のようですが、他にもいろいろ刊行予定のようで、黒死館、とか(笑)。あれは大変な難物です。わけがわからないままに一応は読了してはいますが。ちなみに私の脳内では法水くんは堺雅人です(笑)。文庫本よりちょっと大きな文字で再読もいいなと考え中です。字が大きくても難解は難解だろうけども(笑)。Kindleの乱歩全作品てのもたまに読み進めてますが、それでもなお紙の本もいいな、と、とりあえずちょっと揃えてみようかなーと思っています。次号には乱歩短編の白眉ともいえる「心理試験」も収録だそうだし。いいですね〜(笑)