11ぴきのねこのまち


仙台から帰ってきて、思いたって翌日に青森の三戸へ行ってきました。弘前には用事で行ったことがありますが、青森に観光のためだけに行ったのは初めてです。ほんとは寺山修司記念館とか、できれば斜陽館などにも行ってみたいところですので、またの機会を待とうと思います。それで、そうです、三戸へ観光で行ってきました。三戸といえば馬場のぼる生誕の地であり、氏の代表作の「11ぴきのねこ」でまち全体がとても賑わっている様子だなと、とらねこたいしょうのいちファンとして私も注視しておりました(笑)。三戸へ行く、それはつまり私のような者にとっては聖地巡礼ともいえるのでした。いや、ほんとに。
まずは、道の駅さんのへに行きました。ここは外せない(笑)。11ぴきのねこグッズの売り場でひたすら物色する私に店員さんは、まちなかの11ぴきのねこポイントともいえる名所を紹介したパンフレットを渡してくださいました。ここに行けばグッズが買える、ねこの像がある、というような。道の駅にはもちろん、商店の入り口や街灯など、いたるところに11ぴきのねこが!です。ふわふわとした幸せな空間です。隅々まで回ることはできませんでしたが、とらねこたいしょうの石像があるアップルドームという体育館もある多目的ホールに行ってみました。そこには「馬場のぼるの部屋」という広い部屋があって、馬場のぼるの絵本の世界を楽しみながら遊べる広場でした。地元の子どもたちが数人で楽しそうになにかおしゃべりしていました。そこに大きなねこのぬいぐるみがあって、ほんとにほのぼのとかわいらしく座っていました。壁には大きな絵本のシーンがたくさん貼られてあって、いやー、幸せな場所だわとつくづく思ったのでした。
町内には11ぴきのねこの模様のバスも走っていて、一度すれ違いました。おおー!と叫び(笑)、写真に撮ることはできませんでしたが、とてもかわいいバスでした。道の駅さんのへであれこれと買い物をしましたが、袋までねこの模様でそれも嬉しかったです。時間見つけてまた行きたいなと思います。次は着ぐるみのとらねこたいしょうに会えるといいな、なんて思っています。