思い切ったシリーズ

そんなわけで(笑)、例の覇気のない人形がやってまいりました。正確には、人形たち、です。元気ない2人組を手に入れた私です。もしやあれか??と思い当たる方がいるでしょうか?いるかも。そうよ、あれよ(笑)。覚悟はしていましたが、ほんとに劣化具合が強烈です。とにかく、きれいにして明るい顔になればそれでいい、というコンセプトの元、手入れしているその奮闘の記録としてちょっと書いてみますね(笑)。
まず、三白眼になっている目元を直すため頭のフタをメリメリと剥がし、おもりの止まり位置に合わせて外れていたコルクを元のようにくっつけて、ボサボサのカツラを洗って整えた。顔の汚れをきれいにして、ペイントの剥がれたところは直し。服も脱がせて洗い。というとこまでやりました。今までも古い汚れた人形を手に入れてきた私ですが、今回のお友達は気の毒で涙がにじむレベルの風化っぷりです。いったい今までどんなとこにどうやっていたものやら、と思うと不憫で泣けてきます。まさか外にいたのではあるまいが・・・・というほどひどいです。なんとかかわいく明るい顔になるように手入れしてみます。
思い切って落札するのもいろいろよ、と前回書きましたが、壊れっぷりに腰が引けつつも勇気を出して迎え入れた仲間のシリーズ(笑)、写真の和製ビスクドールといわれているこのお人形、名前は「こでまりちゃん」です。数年前にうちにやってきました。顔が割れてて目玉も片方割れてて無くなってて、という様子でした。でも大丈夫!頑張って直したら、ホラ、こんなにかわいい!・・・・ってことで、励みにしてるとこです(笑)。