唐子ちゃん1人目


このように春めいてくると、ぼちぼち編み物から別なものへと目が移っていくものです。よね?たぶん(笑)。なーんかね、この春先の気候が私に木目込み人形を思い出させるんですよ。なんでだろうかな??と言いつつ、ここ数年は一時期集中的に集めたキットをいちいち眺めてはまたしまう、の繰り返しでしたが、今日は(次に作るのは君だ!)とすぐに手の届くところに置いておいた人形キットを出してきて土台のヤスリがけなどまでやったこの私。久しぶりに作ろうかなーと。まるでオークションの出品画像のようになっていますが(笑)、こんな感じの材料(キット)で作るんですよーっというのでのせてみました。これは唐子人形です。独特のパンダみたいな髪型でかわいいですよね。私はオークションでこのキットを譲ってもらいました。もうひとつ、同じシリーズの唐子ちゃんがあります。そちらもまだ手付かずのままです。この坊やを作ったらもう1人のあっちの坊やも作らないとなーって思っています。この唐子人形シリーズはたしか全6体のようでした。私はそのうちの2体持っているわけです。全員揃ってればかわいいだろうなと思ったりしますが。
さて、ずーっと前に手に入れたこのキット、久しぶりに材料を確認してみたらあるはずの手がない!あら〜・・・ないわ〜・・・じゃあダメだ、そのうち出てくるかどこかで見つけて買ってきてからだな、と作る気満々のところから一転、ハイ、ごめんねー、しまおうねー、と箱に戻し、じゃあ代わりにどれか作るか、君か?いや、君なのか?!なんてキットの箱を開けてはごそごそやっていました。そして、そうだなー、じゃあキミね、と男の子市松の箱の中身を確認したらなんと!どういうわけなのかこの唐子ちゃんの手がその箱に紛れ込んで入ってたんですよー。怖いですか?大丈夫ですね?(笑)。私はなんだか感動して、そうか、唐子ちゃん、ここまで段取りして作るのやめたとか勘弁してよって思ったんだね?!ごめんよ、ちゃんと作ろうね、としみじみしました。男の子市松には、ま、そういうことなんでキミはまた後ほどね、と心の中で謝って蓋しめました。そんなわけなので、かわいい唐子人形にするべく、ちょっと頑張ってみますよ!