響鈴坊や


眞多呂人形の「響鈴(きょうれい)」という木目込み人形が出来上がりました。左の手で分銅みたいのを持っていますが、「鈴」ってタイトルがついているぐらいだからこれは鈴なんだろうなー、たぶん、て思っていますがどうなんでしょう。いわゆる鈴とは違うのかもしれないけど、とにかく音の出るものなんだろうなと思います。ちなみにこのお人形が持っているこれは、ほんとに分銅みたいな一個の塊で、全然鈴っぽくはないですが。とにかくですね、この私にこういう唐子人形とかの知識が全くない上にオークションで譲ってもらったキットであるがために、元々はあったと思われる人形の説明も完成写真もなくて、こんな感じか?と、だいぶオリジナル加えてしまった完成となりました(笑)。しゃーない。
ところで、久しぶりに木目込み人形作ろうか、君か?!と思い立ってからのあれこれを以前にちょっと書きました。手がないから作れないねー、って思ったら思いがけないとこから出てきたー!とか(笑)、この「鈴」もなんでここに?と思うようなところにポツンと置かれていたのを労せず見つけたり。まあ、私が始末悪くあちこち散らかしてるからよ、ということかもしれませんが、いくら私でもこういうキットや道具はまとめて片付けておく習性がございます(笑)。不思議でした。そして、今月初旬に勃発した緊急事態ね、まだちょっと収まってないんですが、そういうわけなので作りかけのこれをほっといていました。が、ある日、部屋にある男の子明治くんを抱っこして、(忙しくてアナタ方にホコリがかかってたな、すまん、)なんていつものように話しかけてハタキかけていたら、どこからともなく(そんなことより唐子ちゃん)て言葉がパッと頭に浮かびました。ドキッとして、あぁそうだ、彼、作ってもらいたいオーラが特に強くていらっしゃるもの、頑張ろう・・・ってハッとして隙みてせっせと作りました。やっと出来上がりました。しかしね、うちには彼の仲間がもう一体あります。きっとその坊やの完成も待ってると思うのよ。誰がってこの坊やがよ(笑)。気のせいなのはわかってるけど、もうひと頑張り作ってこの坊やの視線の先に並べてあげたいなと思っています。