ひよちゃんと彼岸花とすずめの赤ちゃんとネコヤナギ


今日は彼岸明けです。ちょうどお彼岸に入った頃から彼岸花が咲き出しました。ほんとにお彼岸の頃に咲くからたいしたものです。毎年感心しています。今朝ひよちゃんをいつものようにケージから出したら、いつもだと勝手口に猛ダッシュで飛び込んで長靴と闘ったりするんですが(笑)、今朝はぺたぺたとひとりで歩いてこの彼岸花のところに行って草を食べたり土をつっついたりしていました。たまにそういうことがあるんですが、そういう時はなるべく写真を撮ることにしています、ということで、写真を撮りました。とさかの色と彼岸花の色が同じです。
さて、先日の台風の朝、雨が激しく降って風も強く、これはひよちゃんのケージに雨が吹き込むかも・・・と思い、ケージの前にゴザをかけてあげましょう、っと外に出たら、庭の真ん中ですずめが水溜りでばしゃばしゃやっていました。(すずめはさすがたくましいわ・・・こんな暴風雨もものともせずこうして普段どおりにしてるんだもんね。)と、ちょっとびっくりしながらも感心して更に近寄ってみたら、遊んでるのではなくて小雀がずぶぬれになって飛べずにばたばたやっているのだ、ということがわかりました。あら〜・・・っと思い、冬だと鳥インフルが、というので何度も何度も注意喚起のお知らせが保健所からきたりするんですが、そう、うちにも来ますよ、たった1羽の愛玩鶏だろうと。保健所に登録してあるからね!戸籍があるわけよ、ひよちゃんの(笑)、なんですが、そういう時期でもないし第一すずめは大丈夫って聞いたし(たしか)、などとぐるぐると考えるのと同時にすずめを掴んで家に戻りました(笑)。暴風雨たたきつける庭でいつまでも考えてはいられないすからね。とりあえず、これは台風がおさまるまで保護しよう、捕獲じゃなくて保護だから野鳥だけどしかたない、と家族と話し、物置からすぐさま鳥の飼育セットが運び込まれ(笑)、ほんとにホームセンターみたいな品揃えの家だよ・・・と感じ入り、とにかく鳥かごに入れて寝床も作ってあげて入れました。まだ赤ちゃんすずめだったので、ホームセンター(ほんとの 笑)から粉のえさを買って、練り餌を作ってほれほれ、と食べさていました。いや〜・・・こんな食べたこともないもの食べさせられてストレスだろうな・・・とも思いましたが仕方ない、飛べないしどこの巣から落ちたやらもわからないし、とにかくちょこちょこと少しずつでも食べさせて体力つけないと、と思いました。蚊の鳴くような声で時々鳴いていましたが、2日目の朝に死んでいました。前の夜遅くのぞいたときには、片目を開けてちらっとこちらを見て、また眠ったようでした、そのまま死んだのかもしれません。もりもりと元気にさせて外に返してあげたいと願っていましたが・・・。もうずいぶん前にもっと小さなすずめの赤ちゃんを保護した時は、すっかり大きくなって慣れて、外と勝手口を自由に行き来して私の手からご飯粒3粒ぐらいで作ったおにぎりをもらって食べたり、ほんとにかわいらしい様子になったものでした。そういう様子を願いましたが残念でした。ああいうふうに巣から落ちて飛べなくなった小鳥がいたら、ハンカチぐらいのネットの四隅をくわえた大人の鳥がすーっと飛んできてネットに乗せて巣に連れ帰ったりできるといいのに、なんて真剣に思いましたよ。自分ちで慣れたえさ食べてゆっくりしてれば治るかもしれないもんね。黒くて小さな丸い頭がかわいらしいすずめの赤ちゃんで、すっかり台風も収まったその2日後にネコヤナギの根本に埋めてあげました。