こっこちゃんの虹の橋

奇跡の回復を遂げたこっこちゃんだったんですが、思いがけなく虹の橋を渡って旅立っていってしまいました。ひよちゃんの隣にお墓を作ったので、ひよちゃんに天上のチャボランドに案内してもらって辿りついたに違いないと信じています。原因がはっきりわかりません。わからないんですが、もしかしたらというのがあります。
それはつい先日のこと、いつものように朝の掃除の間ケージから出して庭先で遊ばせていました。そこへ、あれはなんだったんだろう、トンビ?とかそういう大きい鳥が突然急降下してきて、遊ぶチャボズの頭上を掠め飛んでいきました。一瞬さらわれたかと思いました。わけもわからず掃除していたほうきを振り回した私が駆け寄るのとチャボズがキャーと悲鳴をあげながら軒下に駆け込んだのとトンビ?が急上昇して飛び去ったのとが同時だったと思います。ああ、目を離してたばかりにあなた方に怖い思いをさせたね、ごめんごめんとケージに誘導して、餌とりんごを食べるのを眺めて、なんだろうあの鳥、あんな大きいのが庭に来るなんて、と家族と話しました。その日は忙しくて、夕方の掃除までチャボズのところに行ってみることもありませんでした。そして夕方、掃除しようとケージに近寄ってみたら明らかにこっこちゃんの様子がおかしかったんです。急いでまた隔離しましたが、この前と違ってどんどん容体が悪くなるばかりで、なんともできないままにお別れになってしまいました。
心当たりが何もなく、唯一変わった出来事といえばあの大きい鳥の急襲の恐怖だろうか・・・とネットで調べてみたら、鳥や小動物がいかにショックに弱いものかという事例がたくさんありました。ショック死ということです。花火の音や、外敵から襲われて逃げおおせてもその後にショック症状を起こす、など。くろは変わりなく元気ですが、とても臆病で体も小さなこっこちゃんには受け止めきれないストレスだったということかと思います。かわいそうなことをしました。くろは、私がどこかにこっこちゃんを隠していると思っているようで心当たりを探し回る様子が不憫です。ひよちゃんを飼っている間も度々感じましたが、ニワトリは頭がいいです。三歩歩いて忘れるなんて嘘だよなぁ、とつくづく思います。