例の刺繍と「スポーツ」というエッセイ


例のものです(笑)。刺繍ね、気の遠くなりそうなやつ(笑)。どうでしょう?この写真を見て、(ほお!だんだん進んできたんじゃないか?!)な〜んて自分でもちょっとハッとしたりしましたが(笑)。赤い洋服の女の子がだいぶ見えてまいりました。このまま左側を刺し進めていって埋めて・・・・そしたら今度は中央から右側いこうかな、なんて考えています。まあ、まだ先のことでしょうね〜(笑)。だんだんにね。
さて、野球ですが(笑)、昨日は私のイーグルスは負けてしまいました。岸が三振をいっぱいとっての力投していたのでほんとうに残念でした。先ごろの連敗の日々に、思い出して小林秀雄の「スポーツ」というエッセイを読み返したりしていました。スポーツの、主にプロ野球について書かれてありますが、興味深いのは、選手とそれを応援するファンと、両方についての立場から分析してあるところ、です。どちらに対しても、なんというのかな〜・・・・ちょっと切なくてあたたかな目を向けていることがわかってしみじみします。両者の立場、考えを考察しつつ、更にスポーツというものの根幹の精神に照らすっというんでしょうかね。ルールを遵守して、もてる力を出し切り精一杯の競技をするという選手の精神の尊さ、そしてそれを見る、時には、「おれたちはみんな金を払って見に来ているんだ」(*原文ママ 笑)なんて激昂するファン。しかしながらそんなファンもまた「我知らず求めて得ているものは、人間らしい道義なのではないか」と結ばれています。・・・このエッセイ読むとほんとにしみじみあたたかな気持ちになるのでお勧めなんですよね〜(笑)。