ちょっとした保護色と小林秀雄の「失敗」


今年のお盆も終わりました。心穏やかな和やかなお盆をお過ごしでしたか?危険なほどの暑さにあたられることもなく、ま、暑いには暑かったんですが、さて、お盆も終わったし秋の始まりかな・・・などと思ってる今日の日。だいぶ風が涼しくなってきましたしね。お盆は実家で過ごしていましたが、実家の2匹の猫たちも暑さの中、元気にごろごろしていました。写真は2匹のうちの妹の方です。庭石に乗っていましたが、遠目に見ると保護色のようで、石と一体になってるような様子でおもしろかったです。揃えた前脚がたいへんかわいらしいです(笑)。
さて、実家で、ふだんあまり出入りしない部屋のひっそりとした本棚の中に、ひっそりと小林秀雄の本がありました。この間氏の熱いスポーツ観、そしてファン観ともいえるエッセイを読み返してにやにやしたばかりでもあり、実家にも小林秀雄柳田國男の文庫を持っていってパラパラ読んでいたところでしたが、もっと読め読めということかな(笑)と、本棚の前で短いエッセイを立ち読みして来ました。「失敗」っていうエッセイですが、酒にまつわる自身の失敗談でした。読後の感想をひとことで言うと「ひぃ〜・・・(笑)」でしょうかね(笑)。しゃれにならないような体験が書かれてましたが(笑)、やっぱりなんというか、とても魅力的な人なのでした。やっぱり「立ち読み」じゃなく、「貸し出し」してもらって他の作品も読んでみようかな、と、これ書きながら考えはじめてます(笑)。