さあ!来い!のポーズで待っててもらえた幸せ(笑)

この間の土日、仙台に行ってきました。おっと、野球じゃないぜ、って、このフレーズ、前にも使った記憶が(笑)。野球観戦ではなく、別の用事で。ところで、私、時々自分が方向音痴だと打ち明けてはしんみりしていますが(笑)、方向音痴なんだな〜・・・これが。気の毒なほどです。でも、昔からなので心配要りません。私の特徴のひとつなのでしょうがない(笑)。ま、つまりね、今回も仙台市内某所に行くのに親切な方々に助けられてどうにかたどりついてきた、っとこういうわけよ(笑)。駅から徒歩10分ぐらいのところに行くのに3人に相談したわけでしたが、最初の大学生ぐらいの彼は、正反対の方向を教えてくだすった(笑)。緊張したような様子で必死に私の持ってる地図(あ、そうそう、地図持ってますよ、もちろん。それでもすんなり目的地に着かないのが私クオリティな 笑)を見て恐る恐るという調子で不安げに正反対の道を指した、と。違うような気がするんだが・・・と思いながらもその彼にお礼を述べてちょっと行ってみたらどう考えても違う道だったので(笑)あの彼は同士だな・・・と目頭が熱くなるのを覚えつつも、更に別の方に相談し、おかげでかなりその某所付近まで行けました。
たしかにこのあたりのはずだが・・・とうろうろしていたら、ふとやさしそうなおじいさまがこちらを窺っているのが見えました。なんていうのかな、スポーツの試合の最中の「さあ!こい!」のポーズっていうの?(笑)、腰を落として膝に手を当ててクッと前を向く、みたいな。どうしたの?どこに行きたいの?と、さあ!こい!のポーズでやさしく話しかけられましたので、地図を見せたら「ん〜・・・・??ということは、あれ?たぶんすぐそこのそのビルじゃないの?」とわずか数メートルのところを指差してくれました。あれ?そうかな・・・、あ!そうかも!!行ってみます!とお礼を述べて数メートル先の建物の前に行ってようやく、ああ、ここだわ・・と理解しました。ちょっと奥まった建物なので、一歩踏み込んで確認し、一歩下がって先ほどのおじいさまのいたところを見たら、建物のかげからこちらを心配そうにみてくれているではないですか!?ありがたいことでした。私はその方に見えるように、両腕で大きく「まる」を作って、おじぎをしたら、その方も建物に半身隠れながらにこっとしてやはり大きな「半丸」、半身隠れてるから半丸なんですが、を見せてサッとその建物の向こうに消えていきました。ほんとにありがたかったです(涙)。初めて顔を合わせて数十秒の後にお互いに「丸」を作って意思疎通をするとはなんて素敵なことでしょうかと思います。お手間取らせて面倒かけといてから、「いいはなし」みたいに持っていくのは虫がいいのはわかってますが、でもやっぱり嬉しいできごとでした。