- ジャンル: キッチン・日用品雑貨・文具 > 仏壇・仏具・神具 > 仏具 > 線香
- ショップ: お香・線香・香木の専門店 香源
- 価格: 648円
ところで、本来は塗香入れという素敵な奥ゆかしい様子の専用の入れ物に入れて使うもののようですが、私もそのうち追々素敵なそういう道具を見つけたいと思ってはいますが、とりあえず、急場しのぎに入れ物を用意しました。ガラスのスパイス入れです。いい具合にパッパと粉が出て使い心地はすばらしいです。なかなかいいぞと気に入っていますが(笑)。それで、そうやって自分にスパイス入れで粉を振りかけていて思い出したのが「注文の多い料理店」ね(笑)。あれはホラ、山猫が、道楽で狩猟をしに来た都会の紳士たちを食ってしまおう!というので、もてなす風を装おって、紳士たちに自分で生クリーム塗らせたり塩こしょうなんかをふりかけさせるんだもんね。紳士たちはそうとは知らずに「寒いところを歩いてきたから肌をいたわってほしいと、ほら、こうしてクリームが用意されてある。なんて親切なことだ」なんて言いながら全身、耳の裏なんかにまでまんべんなく塗るんですが、さすがに塩やこしょうはおかしいだろう、と(笑)。その辺で気がつくのだったかな?ちょっと怖いんですね〜、あれも。最後に、「恐怖でしわだらけになった顔はもう元には戻りませんでした」ってのがなんだか後味悪いし怖いのでした。遊びで鉄砲撃って山荒らしてんじゃないぞ!という怒りも込められてるようなので、紳士たちへの罰が手厳しいものになっておりますよね・・・って、塗香からいろいろ飛躍(笑)。