沈丁花の誘惑・・・


ゲームのタイトルかなにかみたいなタイトルをつけてみました(そうでもないですか 笑)。沈丁花の鉢植えをうっかりと買ってしまいました・・・・。
花は好きですが、特に、見た目で好きなタイプ、ガーベラとかポピーとか、その香りで好きなタイプとに分かれて、沈丁花はどっちかというと見た目よりも香りです。見た目もかわいいけどね、でも大好きなんですよ!!この香り!百合と同様に、好き嫌いの分かれる香りだと思いますが、私は百合の香りも大好きです。ストックもいいですね〜!!というわけで(笑)、とにかく沈丁花は昔からとても好きな花のひとつです。実家にもありましてね、どうしてこの小さな花はこんなにいい香りがするのだろう・・・と、幼心にうっとりしていたものです。
さて、その昔、花屋の店頭でくちなしの香りに魅せられた私はうきうきと買って帰りました。母に見せたら、「香りもいいしいい花なんだけどね〜・・アレがくるからオマエには無理じゃないか?」と言われ、びっくりして涙目になりながら、人里離れた墓地の花壇に移植した、っていう思い出があります。それ以来、アレが好むという噂のかんきつ類はもちろん、つやつやの葉っぱ、香りのいい花の咲く樹木、葉っぱまで香りがいいヤツ、いずれそういうものは総じて避けて手元に置かないようにしていました。それなのに、ついうっかりと買ってしまった。香りが良すぎるんだもの・・・。ちなみに、実家の沈丁花に私はアレの姿は一度も見たことがなく、いい香りの花にうっとりしていたほのぼのした思い出だけが残ってるのは幸いでございます(笑)。その後、実家の沈丁花はいつの間にかなくなってしまいました。
ところで、アレっていったいなんのこと?と思われると思うんですが、私は昆虫の赤ちゃんがものすごく苦手なのです。アレというのはソレのことです(笑)。そういうわけで、万が一にも私の鉢植えからアレが出現するような事態は絶対に絶対に禁忌なのであります。とは言うものの・・・くちなしに来るんだったら沈丁花にもアレは来るに違いない・・・と私は確信し、いろいろネットで調べましたが、思いがけなくアレの画像なんかが出てきたら大変なので、そうなると調べつくすこともできず・・・(笑)。でも、やっぱり自然にまかせておくとアレは沈丁花にも寄って来るらしい、ということは突き止めました。やはり・・・。どうする、また墓地の花壇に・・・と思わないでもなかったですが(笑)、待てよと思い直しました。ちょうちょ(蛾も)が沈丁花に来て卵産まなきゃいいんだよね、と。そのために私は沈丁花は完全室内飼い(笑)にして、夏場はさらにネットで鉢ごと覆うことにしました。洗濯ネットで最適なのを見つけてきました。これで(たぶん)大丈夫。でも、姉が、「もともと卵がついたモノを買ってきてたらアウトだよね」みたいなことを言って私を怯えさせましたが・・・(笑)。卵のうちは怖くないので、虫眼鏡とかでつぶさにチェックして、防虫剤を吹きつけながらなんとか頑張ってみようと思ってます。いや〜・・・やるせないっすね(笑)。