山歩き


この間の連休の1日、山に行ってきました。時々書いてますが、私はボランティアの自然観察会にスタッフとして参加するものでございます。ぜんぜんアウトドアな私じゃないんだけど(笑)、その会のリーダーとの縁で参加してます。通常の自然観察会は、小学生有志とその保護者といっしょに近くの原っぱや川に行って四季折々の様子を見てくるという感じでしょうかね。で、そういう活動に加えて、その会のリーダーがバリバリの山おとこである、ということもあってオプションの活動で「親子登山」てものも企画してます。私は都合が悪かったり、無理だろうな・・・と遠慮したりして今まで参加したことがありませんでした。しかし、今回は「登山」といってもハイキングみたいなもんでさ〜、大丈夫だよ〜、って言うリーダーの言葉を信じて思い切って参加してみたのでした!
・・・山おとこの言うことはね〜・・・(笑)、たしかに歩く時間そのものは往復4時間もなかったかもしれないくらいのゆるいものだったかもしれない、でも、その道は大変急でなかなか厳しいものでした(笑)。「急峻」なんていう普段はぜんぜん頭の片隅にもなかったような単語がやおら浮かんでくるほどに急峻(笑)。雨も少しふってたし。岩と木の根っこで、踏み出す足場のすべてが滑って不安定でね〜。登りながら道の脇に落ちてた「杖(枝ですな)」をついてやっとの思いで歩いてきましたが、(ああ、山の神様、私にこの杖を見つけさせてくれてほんとにありがとうございます・・・・)と心で手を合わせながら歩いてました。いや、ほんとです(笑)。ぜえぜえ言いながら登ってきましたが、下山は楽しかったです。不安定な足場も、アスレチック的なおもしろさで楽しめました。あとホラ、下りると温泉とコーヒーが待ってるのわかってたから(笑)頑張れた。温泉のすばらしさとコーヒーのおいしさは十分わかってたつもりでしたが、下山のあとのそれらの沁みること沁みること。温泉からあがって、今朝初めて会ったという人たちもいっぱいいる中で、完全なすっぴんでコーヒー飲んだりしてのびのび過ごせたのもとても新鮮でした(笑)。
さて、登山口までは貸切バスで行きました。親子登山なので、小学生も数名参加してました。小学生は元気ね〜・・・滑ろうと急峻だろうと平気なんだもんね。下山のときには下りの足元が急すぎる、怖いと半べその少年も見受けられましたが程なく慣れて、総じて「へっちゃら」って感じだったな〜・・・まばゆいな〜(笑)。それはともかく(笑)、行きの車中、お母さんと一生懸命にしりとりをする男の子の声に混じって、4年生の女の子2人が小さな声で合唱曲の練習をしているのが聞こえてきました。小さなきれいな声でふたりで低音部高音部を分担して歌ってましたが、その歌声を聞きながら、平和というのはこういうことなのかもしれないな、なんて思いました。
どんぐりを一粒拾ってきて土に埋めてみました。栽培です(笑)。埋める前に写真を撮りました。次はちゃんとストック持っていこう、もう少し緩やかな道の山はないもんかな・・・なんて考えてます(笑)。