菜根譚 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)
- 作者: 湯浅邦弘
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版
- 発売日: 2014/10/25
- メディア: 文庫
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さて、タイトルですが、この頃続けてちょっと気になる本をたまたまのきっかけで2つほど見つけたのよ、ってことなんですが・・・。1冊目は、「菜根譚」ていうもの。これは有名な本らしいんですが、私は知りませんでした。たまたまテレビをつけたら、「100分de名著」が放送されていました。この番組は時々見るので、ちょっと見ていたら、なんだか大変興味深い内容ではないですか・・・と思いました。解説をしている先生がまたずいぶん素敵な方で。よし!テキスト買うぞ!(Eテレの番組でテキスト有りです)とさっそくチェックしてたら、その解説をしていた先生の編集のものを見つけました。この「菜根譚」というのは、中国の人生訓・指南書・哲学書というようなものでしょうかね・・・、それでいろいろな著者による解説版が出版されてます。私はもう迷わずテレビで見かけたこの湯浅先生って方のを買いました。まだところどころしか読んでいませんが、なんていうかね〜・・・文章にやさしさがあるな〜、という印象です。思いやりを感じるというかな。テキストも買ったので両方読みでいこうと思ってます。
そしてもう1冊は、「ねじ式」っていう漫画。つい昨日?おとといか?記憶が曖昧なんですが(笑)新聞で紹介されてありました。作者はつげ義春だそうな。名前はたしかに聞いたことあるぞと思いました。記事にはそのほんの一部が掲載されていましたが、おお・・・これは!!と衝撃を受けました。ストーリーは、腕にねじをつけられたせいで不具合なので病院を探し回る少年、の話??なの?なんかよくわからないんですが、その不自然な形の腕を押さえて「病院はどこだ」と言ってるその少年、これは私は知ってるぞ、と思ってびっくりしたのでした。それはですね、鴨川つばめ著「マカロニほうれん荘」っていうすばらしい漫画があるんですが、混沌とした夜の繁華街の中に唐突にその少年が描かれてあります。今手元に「マカロニ」がないので確認できませんが、あれをその彼だと思って間違いないだろうなと思います。ということで、その新聞記事による作品の紹介も気になったし、過去に「マカロニ」誌上で見かけたあの腕を押さえた少年の本物を偶然見つけたし、で、私は「ねじ式」を読んでみることに決めたのでした〜。まだ手元にないのでそのうちに。たまたま目にした、耳にした、っていう偶然のきっかけがたまたまツボに入ったわ、ということ2連発でした(笑)。