ねじ付きTシャツ


こんなTシャツを買ってしまいました。つげ義春の「ねじ式」の少年(青年?)がババーンと(笑)。正しい商品名は「つげ義春T式シャツ ねじ式 」ですので、目を奪われて琴線に触れまくった方はどうぞ検索してみてほしいと思います(笑)。
私は、こんなのがあるそうだよ、とある者に教えられ、どうしよう、欲しいかもしれない、と心の声が口から出ましてね(笑)、どこでいつどんな時に着るのか、というイメージは持てないままに買ってしまいました。だってね、左袖に「ねじ」がついてるんだもの、この心憎いデザインよ!(笑)。この少年、左腕をおさえてるポーズがとにかく印象的なんですが、メメクラゲっていうのに噛まれて怪我したので止血のためにおさえてます、そしてこの後「シリツ(手術)」してもらって無事に出血も止まりました、その手術の際に「◯✖式」ってねじをとりつけてもらったんです、それがこの左袖にあるねじなのです、というわけなのです。かいつまんで説明してみましたが、なんのことやらわけのわからないお話しと感じることと思います(笑)。でも、なんでなのか、何度読み返しても飽きない魅力があって。ひとコマひとコマの力強さに惹きつけられるのかもしれないなーとも思います。迫力、というか。凄み、というか。
このTシャツの裾のところに「つげ義春」と朱の落款が押してあります。生成りの小さな布に押してあって丁寧に縫い止めてあるんですが、それがこのシャツが「特別なこだわりのものである」ことを証明していると感じます。・・・いや〜、なんか着るの勇気いるなー!着るけど!(笑)。