西日本での大雨の被害の凄まじさに心痛む日々です。せめて暑さだけでもやわらぐということはできないものかな、とこの季節の空に思います。
震災の時は雪が降りました。あの時も、3月にこんなに冷えなくてもいいんじゃないのかな、と恨めしく思ったことを思い出します。自然というものはほんとになんというか、マイペースで時にたいそう鈍感なところが不気味で恐ろしいです。
震災後に土台だけ残った親戚の家の庭に、ツヤツヤとした植木が元気に新緑を輝かせていたのを見たときの脱力感を思い出します。逞しいといえばそうなんだけど、変にケロリとしているようなところに驚かされます。とにかく、自然はマイペースだし、周囲への配慮とか斟酌とかそういうのはないんだな、と震災の時につくづく感じました。
被災地では梅雨があけたとニュースで見ました。暑さの中どうか無理をせずに、体を大事にいたわりながら過ごしてほしいと思います。