フロリダブルー

ついこの頃飼い始めたばかりだった白ザリガニのシロさんが急死してしまいました。朝、水槽を覗いてみたら、脱皮の途中で息絶えていました。脱皮不全という言葉があるようですが、脱皮がうまくいかなくて死んでしまったようです。最初の脱皮の時は、まるでザリガニが2匹に増えたかと見まごうほどの完璧な皮を脱いだシロさんでしたが・・・。残念です。えさをあげればラグビーボールのようにダイレクトキャッチしてそのまま隠れ家に戻って食べたり、とても短い期間でしたが、かわいいところをいろいろ見せてもらいました。あっというまのお別れだったので、私もずいぶんがっかりしてしまいまして・・・。それにしても、いくらチビちゃんだったとしても、そんなに短い期間に何度も脱皮するものでしょうか・・・水槽環境が良くなくてストレスがあったのではないでしょうか・・・などと考えて反省もしました。そして(シロさんの死を無駄にしたくない)というようなところへ思考は行き着き、私はまたまたザリガニを買い求めたのでした。(つづく)
いや、、普通にそのまま続きを書こうと思います(笑)。シロさんが入ってた空の水槽を見てると寂しくなってしまって、私はホームセンターに行ってザリガニを探しました。最初に行った店では、白地に水色ががった「青ザリガニ」が1580円で売っていました。え?なんか高くないすか??とシロさん喪失で傷心の私ではありましたが、その値段にちょっと不満でした(笑)。私はシロさんを、たしか1200円ぐらいで買ったのでした。そこで、シロさんを売っていたのと同じホームセンターへ行ってみました。そしたら、例の、ふたつきの小さな容器に入ったクラゲとかメダカとか、白ザリガニも売られていました。そこにひとつだけ青い蓋の「フロリダブルー」と書かれた青ザリガニがいたのでした。
ところで、シロさんを買う時に、同じ仲間として白の他に「オレンジ」「ブルー」のザリガニがいました。シロさんを買って帰ってから(さて・・・アメリカザリガニは飼ったことあるけど、こんな白いのは初めてだし大丈夫かね・・・)とネットでいろいろ調べました。その結果、白も青もオレンジも、元はアメリカザリガニであって、えさの色の具合で生体の色に変化が出せているのだ云々みたいなことがわかりました。おお、なんと!中身はあの頑丈なアメザリか?!と一気に安心したのでした。以前我が家にいたアメザリのザリーとガニーの2匹は、金魚のえさだのコリドラスのえさだの煮干だの、なんでもバクバク食べて、時々脱走したりしながら、冬の寒さにも夏の暑さにもへこたれず、3年ぐらい元気に生きていました。色が白かったり青かったりでも、中身がアメザリなら次こそは大丈夫!と、私は「青ザリガニ」だと思い込んだまま「フロリダブルー」っていうタグがついたザリガニを新たに買ってきたわけですよ。
ところがですね、フロリダブルーっていうのは、「青いアメザリ」じゃなくて、フロリダブルーっていう固有の種類のザリガニだったんですよ。知ってる人にとってはあまりにバカバカしい話しの展開であろうと思いますが・・・(笑)。で、その「フロリダ」は水温は24度程度にキープ、つまりヒーターが必要な熱帯魚みたいなザリガニだったのでした。今思うと、1軒目で見た水色の「青ザリガニ・1580円」と、私が買った「フロリダブルー・1280円」て色がぜんぜん違うのに特にその時はなんとも思わないで買っちゃったんですよね〜・・(笑)。「フロリダブルー」なんていうザリガニの種類があるとは知らず、「青ザリ」にちょっとしたキャッチコピーみたいにつけた名前かなんかだと思い込んでしまったのでした。ホラ、「幸せの黄色いドジョウ」みたいな(笑)。
ま、いろいろと急展開がありまして、シロさんの空の水槽を見てしょんぼりしていたのに、急遽、金魚飼育時の30センチ水槽を引っ張り出してきてろ過装置もつけてヒーターも新調して、3センチやそこらのチビザリガニを入れて、って騒ぎになってるのでした(笑)。今のところあんまり青くないです。きれいな青になることを願って名前は「アオちゃん」にしようかな(笑)。青くなってきたら写真載せますね。脱皮不全が怖いですが見守って生きたいと思ってます!