のせ猫シロさん

のせ猫 かご猫シロとおなじみ4人弟子

のせ猫 かご猫シロとおなじみ4人弟子

のせ猫ともかご猫とも呼ばれているようですが、シロという猫とその仲間達の写真集です。何冊か出ていますが、最新の、そして涼しそうな(笑)表紙のものを載せてみました。最近、この猫たちの文具を見かけ、つい、私もノートやハガキなどを買いました。みっしりとした安定感、落ち着いた様子、大変かわいいです。このシロさんは「通販生活」のカタログの表紙になったり、サイトにも登場したり、つまり「通販生活」のキャラクターとしても広く知られている白猫です。とにかくこのシロさんが、なぜなんでしょうか、頭に何を載せられてもおとなしくしてうとうとしている(笑)という・・・。私は物心ついたときからずっと猫とともにその日々があったので、猫というものには詳しい方ではなかろうかと自負しておりますが、たとえば、猫の耳は敏感で、なにかがちょっとその先にでも触れるやですね、すばやくピピッと動かして払いのけようとしたりするものです。だから、野菜や花を頭にどっさりと載せられてなおおとなしく目を細めているこのシロさんはやっぱり特別な猫であるとつくづく思います(笑)。
実家に昨年、私の友人の紹介で、その友人の友人の家で生まれた子猫をもらいました。わかりにくいので、友人の友人の方をAさんとしましょう。私の友人はかれこれ7年ぐらいも前になろうかと思いますが、Aさんから2匹の子猫をもらい受けて飼っています。私がその数年後その友人の家に遊びに行ったときに、当時まだ4歳ぐらいだったそこの末っ子が「あのね、このコは踊りが大好きなの!いい?見てて!上手に踊るの!」とかなんとか言って、その頃もうけっこう大きくなっていた猫の前足をむんずと掴み後ろ足で立たせて、(笑)「ら〜♪ら〜♪・・・はい!びゅ〜ん!びゅ〜ん!」という調子で踊ってみせてくれました。「びゅ〜ん」は、言うまでもなく、猫は前足を掴まれたまま遠心力で体が伸びてましたが・・・(笑)。それでも、「ふぅ!」とか「しゃ〜!!」とかそういう威嚇も一切なしで、爪もたてずに目をちょっと細めて困ったような顔をして踊ってました。(なんて我慢強い猫なんだ・・・)と、その時ほんとに私はびっくりしたのでした。2匹いる方のそれはオス猫で、メス猫の方は「残念なんだけど、このコは踊りが嫌いよ・・・。いい?ほら、手も掴ませてくれないの・・・。だから立てないでしょ?だめね〜」と、友人の末娘はため息をついて語ってくれましたが、いや、それは・・・しかたないよね〜・・・・と私も一緒に困ってあげたのでしたが(笑)。
とにかく、世の中にはあんなに穏やかで我慢強い猫がいるのか?!と、その「踊り」を深く心に刻み、実家で猫を探し始めた時に、その我慢強い猫を輩出したAさんのお宅の猫を実家に紹介しようと思ったのでしたよ・・・。そしたら、ここでも何度か紹介してますが、そのAさん宅出身の実家の猫は、たいそう活発でわんぱくなのでした(笑)・・・。一緒に踊るなど夢のまた夢・・・いや、別に踊らなくていいですが(笑)。でも、踊らなくてもいいんですが、たぶんこのシロさんは踊るね・・・(笑)。