冬支度のひとつで


午前中出かけてて、道の両側にふさふさとススキが生えている場所を通りました。ススキを見るといつも童謡の「こぎつねこんこん」を思い出します。その前に、きつねを思い出します。あのススキのふさふさな感じがきつね色で、更にしっぽも思い出させられるから、ってとこでしょう、たぶん。そして「こぎつね」の歌が頭の中で流れる、と(笑)。「ススキとくれば??」っていう連想クイズがもしあったなら、「月見!」とか「十五夜!」とか「たぬき!」などが答えで出てきそうですが、いや、たぬきと答える人がいっぱいいるかはわかりませんが(笑)、私はきつね、そして「こぎつねこんこん」です。
「こぎつねこんこん やまのなか やまのなか 草の実つぶして おけしょうしたり もみじのかんざし つげのくし♪」というまことに愛らしい歌です。3番の「あなのなか おおきなしっぽはじゃまにはなるし」ってところが私のツボ(笑)です。自分のふさふさの大きなしっぽを、狭いすみかの穴の中でもてあましてるという、まぬけなところなどなにひとつなさそうなきつねというシャープな動物のイメージに、お茶目要素を与える素敵な展開の歌詞ではないでしょうか?!(笑)。そして、まもなくこのこぎつねは、自分の大きなしっぽが枕になったり、体をくるんであたためてくれたりすることに気がついて、ハタとひざを打つことでしょう。子供はひざをハタと打ったりしないか(笑)。
そんなわけで、ススキが風に吹かれてふさふさするし、だんだん寒くなってくるし、いそいそと毛糸など出してきてマフラーを編み始めた、と、こういうことです(笑)。写真はその編みかけマフラーでした。久しぶりにかぎ針で編んでます。かぎ針編みの編み図というものは、パッと見るとすごく複雑そうで、なに書いてあるのかわからないほどに狂おしいものもありますが(そこまでではない?笑)ひと目ひと目をそのと〜りに追っていけばどうにかなるものですね・・・。最初編み図を見て、3秒ぐらいで「ムリだな」と思いかけましたが(笑)、気を取り直して取り組んでみたらなんとかここまで進んできました。あきらめないで頑張ろうではありませんか?!←自分に言ってみました(笑)。