鈴虫を飼う

名前をつけてやる

名前をつけてやる

スピッツのアルバムで私はこれが一番好きなんですが、このアルバムの中に「鈴虫を飼う」という曲があります。このアルバム全体が、なんというか、夢うつつのようなぼわ〜んとした雰囲気に包まれているような感じです。鈴虫を飼う、というタイトルがすんなりと違和感なく並んでいるのもこのアルバムの不思議な空間のなせる業ではなかろうかと思ったりします。
さて、マサムネくんも鈴虫を飼ったようですが、私もこの頃飼ってます(笑)。鈴虫を飼うのは2度目です。かれこれ10年ぐらい前になるかな・・・行きつけの歯医者さんで鈴虫を分けてたことがありました。上手に世話をして増えたものと思われます。「ケージをお持ちください。数匹お分けします。」と貼紙があったので、ホームセンターでケージを買い、もらってきて世話をしました。卵も生み、順調に見えましたが、越冬に失敗してしまって・・・残念でした・・・。
ということが過去にあったんですが、このごろ隣町の産直に行ったら、鈴虫のペアが2組、ケージに入って売っていました。ちゃんと「マット」と呼ばれる昆虫の土の上、草や花のオブジェつきで、きゅうりのえさをもらっていました。そのまますぐに飼い始められる手軽さと、産直ならではの良心的な価格(笑)、鈴虫が好き、など、いろんな要素が合致しまして買ってきたというわけです。
飼うのは2度目とはいえ、いろいろ忘れてるので改めてネットで飼いかたを調べました。えさは動物性のものもあげましょう、とあります。不足すると共食いをするんだそうです。動物性のえさ、それはかつおぶしとか、だそうな。専用のえさも売っているけど、きゅうりや茄子はこの季節いつもあるし、そしてかつおぶしで元気に生活できるならいいかな〜、と思って今のところ専用のえさは与えていません。かつおぶしをあげると、くわえて物陰に持っていって食べたりします(笑)。顔はアリに似ているような・・・。かくれがが必要ということなので、竹炭を入れて、水苔もしめらせて入れてみました。だいたいいい具合に住んでいるように見えます。夕方から夜に、きれいな音で鳴きます。