しゃりんばい


週明けに東京に行ってきましたが、足を伸ばして靖国神社にも行ってきました。初めて行ったんですが、大きな鳥居に驚き、長い参道にも驚きました。暑い日だったので、はるかかなたに本殿が見えて・・・、ああ、あんなに遠くまで・・・などと思いながら、参道の両側のいろいろなものを眺めながら歩きました。それで、この苗木に目が止まり、お賽銭を入れて分けてもらってきました。
数種類の苗木がこのような状態で並んでいました。「つばき」、「さくら」、「しゃりんばい」などなど。しゃりんばい?はてな?知らない名前だな・・・と思って、片脇を見ると、ちゃんとパネルに「こういう花が咲きます」と写真が一覧で出ていました。しゃりんばいというのは小さな白い花が咲くようです。葉っぱもつやつやと硬く丈夫そうだし、名前もなんだかふしぎでかわいいので、しゃりんばいを「うちに来るか?」と持ち帰ってきました。さっそく植木鉢に植え替えましたが、植え替える前にこの清い姿の写真を残しておこうと思いまして。
しゃりんばいは、通常かたかなで「シャリンバイ」と表記されるようです。車輪のように咲くからとかなんとか。暑さにも寒さにもわりと強い低木だそうです。花が咲くように頑張って大切に育てなくては。
それにしても靖国神社は独特の雰囲気でした。神社だからあたりまえといえばあたりまえですが・・・。本殿におまいりして来ましたが、とてもじゃないけどいつものように自分の願い事などをお願いするような雰囲気ではなくて、なんだかぎくしゃくと必死でただただおまいりしてきたような感じです。ふらりと行くにはちょっとへヴィな場所であると、改めて思ったしだいでした。終戦記念日が近いせいもあるのかな・・・。違う季節に来てみたらここはいったいどんな雰囲気なんだろう、たとえば冬とか・・・春はどうだ?などと想像してみましたがうまく思い浮かびませんでした。