「もう一度逸脱せよ」と

この頃素敵なお人形を(またまた)オークションで見つけて、でもライバルがいっぱいでちょっと落札は厳しいかも・・・と書いたことがありましたが、やっぱりそうとう厳しくて、国敗れて山河あり(?笑)。わたくしは敗れ去りましたが、オークションはいつものように何事もなく存在しつづける・・ということです(笑)。何を言っているのでしょう(笑)、とにかく残念ながら落札ならず、でした。仕方ないです。でも、だいぶガッカリしました。ガッカリしないように、できるだけのことを(この場合入札金額を上昇させる、ですかね・・)すればあきらめもつくのかもしれないけど、まあ、モノには限度っつうものがあります。しかも私の限界点はいろいろと低め設定だしな・・・。
私が手を出してどうにかなるモノではなかったということだと、結果を真摯に受け止めまして、更に精進して次の出会いを待つとしますかね・・・。あのお人形みたいなすごいお人形にたどり着けるように、まわりを固めていくとするかな〜と。固める?(笑)。そうです、一足飛びにスペシャルなところに到達しようとしてもムリということもわかりました。素敵な出会いを重ねていけば自然に辿りつくかも。そんなことを考えました。あれこれぐるぐるといろんなことを考えているうちに思い出したんですが、私の好きな寺山修司の没後の展覧会のパンフレット表紙に書いてあったテンションを上げてくる危険なセリフ(笑)。
「もう一度逸脱せよ 愚行であろうとも」。
オークションの最中はこの言葉を忘れていました。忘れてて良かったかも?(笑)。「さようなら」と競争入札から脱落し、パソコンの電源を落とした後にちらっと思い出しました。思い出したけど、でも、モノには限度がね(涙)と、あきらめたのでした・・・。それにしても、こんな言葉を思い出してしまうほど、今回見送ったお人形はすごかった、ってことなのでした。やっぱり私の手には負えないか・・・。そうか〜・・精進精進!(笑)