友の紹介によるマンガ

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

私はたびたび友からマンガを借りていますが、今もまた借りております。「是非読んでみて」と貸してもらいました。ありがたいことです。私もお礼に岡野「陰陽師」などお貸ししてみました。「ハマッたわ〜」とその友は言ってくれてます。これまたありがたいことです。
さて、今回借りているのは「3月のライオン」ていうマンガです。この作者は知ってました。「ハチミツとクローバー」ってことで。やや?!スピッツのかほりが漂うタイトルではありませんか?!と思ったものです。でも読んではいないんですが・・・。
このマンガはプロ棋士の少年の話しです。と、一口では語れないようないろいろな要素がほんとはあるんだけど、とりあえず主人公はそういう人物です。絵がかわいいしキラキラしてるけど、これは〜・・・なかなか重苦しいストーリーではありませんか・・・。リアルな感じがするんですよ・・・いろいろと。ちょっと出てくる登場人物たちの個性も際立っていて、一人ひとりの生活感までにじんできます。読み進むうち、この人物達がこのマンガのページの中にほんとに住んでるような気がしてきます。なにをメルヘンな感想を・・・と思うでしょうか。でもほんとにそんな気がしてきます・・。切なく重苦しく、ささやかで、ベクトルの向きは違うものの、みんな必死で健気なんだな、たぶん。だから泣けてくるのかな。主人公の桐山が泣くと私も一緒に泣きます(笑)。友はとりあえず3巻まで貸してくれました。4巻からちょっと沈むんだ〜(気分が)、と言っていたような気が。そうなんですか??それは心配。マンガのページの中で幸せに暮らしててほしいが・・・どうなんだろうな〜。