ヘイ・ダーリン


毎回買っている雑誌の「暮らしの手帖」の中の連載コーナーに、「いつもいいことさがし」というのがあります。細谷亮太先生という聖路加病院小児科のお医者さんによるものです。今号の内容の中で「小児科医は患者さんに『死なれる』という表現を使うのかも・・・」というような部分がありました。「死ぬ」、じゃなく「死なれる」か・・・と、そのニュアンスの違いになるほど・・・としみじみしたのでした。死ぬ、というのはその人本人のできごと(まあ、できごと、っていうのもアレですが・・・)であって、死なれるっていうのはこのわたしに起きたできごと、になるっていうことですよね。
さて、今日の夕方携帯のニュースで柳ジョージが亡くなったというのを知りました。もうほんとに残念です。惜しい人がまたこの世界から遠ざかっていってしまいました。そのニュースを見たとき、「ああ、ジョーちゃんに死なれてしまった・・・」と思ったのでした。それで細谷先生のコラムを思い出したというわけなのでした。
好きな曲がいっぱいあるんですが、柳ジョージを好きになったきっかけがこの「ヘイ・ダーリン」でした。かっこいいよね〜、やっぱり。
おしゃれで男っぽくてやさしい顔のかっこいいジョーちゃんに、心からご冥福をお祈りします。