「こよみともだち」

こよみともだち (日本傑作絵本シリーズ)

こよみともだち (日本傑作絵本シリーズ)

じわじわと大晦日&新年が近づいています!大掃除が大変なんですが・・・。ちょこちょこと「小そうじ」をしておけば大掃除は簡単に済むはず、なんてことを雑誌で読んで、なるほどなるほど・・・とは思うものの、やっぱり大掃除のこの時だからこそ!みたいな場所があるもので・・・。まだ大掃除は終わっていませんが、明日もあるのでちょっとひと休みです。
さて、この「こよみよもだち」という絵本ですが、新年に開くととてもすがすがしい気分になれます。1月から順番にその月の主要な行事が紹介されてて、1月は「1月さん」という名前の紋付はかまの誠実そうな(笑)好青年が登場します。1月さんは、お正月のごちそうに囲まれてるんですが、ひとりじゃなんだかさみしいな〜と「2月さん」の家を訪ねます。2月さんと合流して、3月さんの家に行ってみる?となって、どんどんメンバーも増えて、12月さんのところでクリスマスパーティをしてにぎやかにおしまい、となります。
行事や季節の移り変わりなど、ていねいに描かれていて、大人も楽しめます。絵本ページ下部分には、それぞれの家を訪ねていくメンバーの移動中の様子が描き込まれていて、ちょっとにやっとしてしまうようなお茶目な挿絵になってます。
絵本最後のページには各月の部屋がついてまして、ちゃんと扉が開けられます。「8月さん、なにしてるかな〜??」なんて言いながら何度も子供と開けたり閉めたり楽しめるというしかけです。が、いかんせん、そこは紙製。何度もやってると戸障子がはずれ(破け)ます。図書館や、よそのお宅から借りたりせずに、自分のものとして手元に置いて、存分に開け閉めしましょう!なんて思うのでした。
さて・・・すぐそこであのまじめそうな好青年の1月さんが紋付はかまで待ってるよ〜(笑)。頑張って大掃除大掃除!