「歴史」

扉

掃除に明け暮れてました(笑)。だいぶモノも減りすっきりしました。暮れの30日に友が訪ねてきました。大掃除は終わったのね・・・?と聞く私にその友は、う〜ん、特に大掃除する場所がないのよね、だから大掃除はしないのと語りました。思えばその友の家は5月に完成したばかりの新居・・・。すごくきれいにしてあるもんね・・・、としみじみしました。大掃除でへろへろになる年末をそろそろ見つめなおしてはどうか、この私よ、と思ったのでした。そんなことがあった後のこんまりさんの本。というわけでリバウンド(散らかり部屋へ)しない部屋を目指して頑張ってま〜す。
さて、エレカシの「扉」ってアルバムを買ったのでした、「歴史」を聴きたくてね、そしたらその歌詞がいや〜・・・ちょっと意外すぎてすごくてね、と前回書きかけてましたが・・・。
この曲、DVDで先に出会っていた「歴史(前夜)」と曲は同じです。「前夜」の方は歌詞が聞き取れなくて、なに歌ってるかわからなかったんですが非常にすばらしい気迫のこもったライブ映像でした。すばらしいの一言に尽きます!で、「歴史」ですが、この歌、歌われてる内容が、なんと、森鴎外について。・・・・意外過ぎやしませんか??(笑)。歌の中に作家が出てくるっていうのですぐに思い出すのは、森田童子太宰治とか登場させるよね、ってことでしたが、でもその登場の仕方は「太宰の好きな君は」というような、そういう方法です。ところが、ミヤジさんは森鴎外の人となり、人物像そのままを歌い上げる、と。珍しいタイプの歌じゃないかな〜・・・。最初、歌詞カードを見ずに聴いたので「え?え??なに?なに?なに??」みたいな(笑)。「鴎外、って言った??なに?何の歌??え?え??」って(笑)。その後、何度聴いたでしょう・・・聴けば聴くほどやはりすばらしいです。歌詞にも慣れました(笑)
高瀬舟」「阿部一族」「山椒大夫」「舞姫」、は読んでおりますが「『渋江抽斎』に至っては」(こういう歌詞があります)読んだことないです。それ読めばこの歌がなお味わい深く沁みてくるのかもしれませんです。