「猫びより」の特集で

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

お盆も終わりましたね。例年だとお盆が終わる時は夏の気配も一緒にさーっと持っていくようなところがありますが、今年はお盆もこの粘り強い夏の暑さを撤収しかねたみたいですね。今日も暑いです。
さて、「猫びより」という猫好きのための月間誌があります。私も欠かさず立ち読みしてまして、今月号もちょっと見てきました。いや、時々はちゃんと買ってますよ(←念のため書いてみました)今月の特集は「猫の絵本」ということで、国内外の猫絵本がいろいろ紹介されていました。特集の巻頭を飾っていたのがこの絵本でした。
「大人のための絵本」と最初から出されてる本もあれば、たしかに子供向けの形を取りながら大人が読んでも深々考えさせられる絵本もありますが、この絵本は後者でしょう。読む人の立場や年齢や境遇などでさまざまな受け止め方をさせられる絵本だなと思います。
何年か前に、なにかの記念出版だったのかなと思いますが、100万回生きたねこのぬいぐるみと著者のサイン入り絵本がセットになって特製ボックスに入ったものが書店で売られていました。あの微妙な毛の色もちゃんと再現されてて、ふわふわしてかわいかったです。私は買わずに過ぎてしまいましたが。どこかの子供、じゃなく大人が大切に持っていそうな気がします。