Schucoのトリッキー・べア 


Schucoのクマです。「熊」って漢字で書いた方がふさわしいようなごついクマちゃんです。Schucoは「シューコ」とか「シュコー」とも発音されてるみたいで、いったいどっちなんだかわからないんですが、私は言いやすい方で「シューコ」呼び採用ですが、ドイツのおもちゃメーカーのようです。クマっていうと、私なんかはシュタイフしか知らなかったので、初めてこのクマを見たときは「なんだこりゃ??」でしたね・・・。初めてこのクマを見た、というのがどこかというとリサイクルショップでした。たまにふらっとのぞくリサイクルショップで、このクマと出会ったんですが、それはちょっと変わった出会い方でした。今から8年前のことです。
買い物の時というのは、買い手のこちら側がモノを選んで「これだ!」とか「キミだ!(お人形との出会いの場合)」ってことで買って来るんだと思うんですよ・・。目の前に現れてごく近い距離で初めてお互い「こんにちは」みたいな。
でも、このクマは、なんというかな〜、「ここ!ここ!!ここにいるって!!」みたいな強烈なアピールをしていたように感じましたね〜。だから入り口からは遠い棚の上にいたにもかかわらず、店に一歩入ったとたんにいきなりまっすぐ見つけてしまいました。とにかく「ここだって!!」みたいな妙な吸引力を感じまして「はぁ??なになに??」と近寄っていったらこんなクマが。で、「なんだこりゃ?」と。
熊は四つんばい、顔だって、そうだよね、熊は意外に長いよね、世に出てるクマのぬいぐるみが愛らしすぎるのであって、熊って本来はこんなだよ、口元もそういえばまあ、こんなんだっけ??鮭くわえたら北海道の木彫りの熊だな、これは、と私は一瞬でいろいろ考え、「2500円」の値札を確認して、一応「ここだってば!」と呼ばれたと感じた義理もあるので、「悪いけど、今日はお人形に2500円出すつもりで来てないの。ちょっとふらっと来ただけだから。縁があるならまた会えるはずだからさ」と心の中であいさつをして、このヘンな熊といったん別れたのでした。
長くなるので次回に続きます!