Schucoの「熊」話しのつづき


このクマは四つんばいが正式のスタイルで、抱っこしたりこんな風に座らせるものではないのはわかってますが、試しに座らせてみました。こうしてみると、より「熊」度数が上がるような気がします。首が自由に回るので、ちょっと横向けてみたら「熊の咆哮」みたいにも見えます。
さて、心の中であいさつやら、今日は買う気はないの、という説明やらをしてクマと別れてから3週間ぐらい、私はそのリサイクルショップにも行かず、夢枕にクマが立った!みたいなこともなく、クマの事は忘れて過ごしていました。で、3週間後ぐらいにまたなんとなくその店に行きました。(そういえば、前来た時に妙なクマがいたよね・・・)と考えながら店に入ったら(・・・まだいるよ)みたいな空気の帯が入り口まで流れてきてまして(笑)。でも、前のような「ここ!ここ!!」というような押してくる気配はなくて、なんだかしょんぼりしたしおれかけたような雰囲気でした。そばまで行ってみたら、しょんぼりしたクマの気配とは裏腹なショップの店員さんの手書きのかわいいデカデカとしたPOPを首から提げて、四つんばいで立ってました。
  背中のヒモを引っぱってみて!!なきま〜す!
というようなことが書かれてたと思います。そのPOP、最初の時はなかったものでした。なかなか買い手がつかないクマちゃん、ということで店員さんが販売促進に乗り出していたものと思われます。さて、そして、そうです、このクマは鳴声つきなんです。でもその鳴声は「ぶモ〜」という、牛でしょ?な声で。よく牧場の売店で「牛の鳴声缶詰」かなんかで売ってる、おもりが下がると鳴き笛が「ぶモ〜」って鳴るアレです。初対面で私が激しく「なんだこりゃ??」と思った大きな原因のひとつがこの鳴声でした。これほどクマ然としてるのに鳴声が牛か〜、と。
また長くなってきたので、更に次回に続きますが、その3週間でこのクマはなんと当初の1/5まで値段が落ちてました・・・。〜つづく〜