手のひら辞典

書店で美しい本を見つけました。ハガキぐらいの大きさの小さなきれいな本です。小さいながら、辞典ということで、厚さもあってページには解説がびっしりと買いてあります。私が買ったのは「おとぎばなし」。改めて作品の解説を読むのはおもしろそうだなと思って。読み始めたばかりですが、なんかこう、おとぎばなしといっても内容は結構えげつないというか(笑)そういうのありますよね。「ヘンゼルとグレーテル」なんかだって、飢饉で食べ物が足りないからって継母が子供を森に捨てようと子どもたちの父親にけしかけたり、森のお菓子の家では魔女に食べられそうになったり、でも最後には魔女をかまどに蹴飛ばして燃やして、そのあと魔女の宝物を持って家に帰る。ってこうして改めて書いてみるとなかなかすさまじいですよね〜(笑)。というように、久しぶりの、おとぎばなしというジャンルを楽しんでいるところです。フルカラーの美しい挿絵が全てのページにあります。とても雰囲気のいい本です。他に、きのこや鳥や猫の「辞典」もあります。欲しくなる(笑)。まず「おとぎばなし」読もう(笑)。