今度はこれ

綾辻行人の「びっくり館の殺人」を読み終わりました。祖父江慎の装丁で、もうほんとにドキドキするような美しい本で、手に取るたびに嬉しくなります(笑)。なんというか、愛情に溢れてるなーということが伝わってきて幸せな気持ちになります。愛情の向けられてる先は、作品にはもちろんなんでしょうが、この本を読むであろう子供たちへ、でしょう。その少年少女たちに良質のものを、と心を砕いてデザインしてあるんだろうなというのがわかるんですよね〜。胸が熱くなります。と、思いの丈などぶつけてみました(笑)。そんなわけで、まろやかで美しい装丁で読み進めた綾辻ミステリーでしたが、またしても「おお〜・・・」と驚きながら読みました。とにかく、これは少年少女向けに書き下ろしということらしいですが、内容はとてもディープ。文体は柔らかめで平易だけど、内容そのものは、やっぱりディープ(笑)。そしてなんだか不吉で不穏なエンディングも気にかかるところ。続編を読みたいんですが(笑)、ない??よね?(笑)。その後の「彼ら」の様子を知りたいと思うんですけどもね。さて、次は「黒猫館」いってみようかな。ネコちゃんですよー、って、だからそういうことではないのかな?(笑)。
ところで、映画「ボヘミアンラプソディー」大ヒット記念てことで、ニコニコ動画で昨日からずーっとクイーンの映像流してます。今日はフレディの誕生日でもあるそうな。見ても見ても素晴らしい限り。「ボヘミアンラプソディー」見ててエンドロールが流れてる間、あー終わらないでもらいたい、なんて思いました。終わるのがもったいない映画、というか、ずっと見ていたい、聴いていたいと思わせられるバンドだと改めて思います。