ペレ君

昨日の糸紡ぎ楽しかったなー、と、曲がりなりにも毛糸の体をなしている昨日の毛糸を眺めてほのぼのしてます。出来上がったその毛糸を受け取りながら、そのホームスパン作家さんと、外国の絵本に出てくるような糸巻き機ですねー、なんて話しているうちに「ペレのあたらしいふく」という絵本がパッと話題に出ました。それです!私もそれを思い出してました、その絵本、うちにあります!と(笑)。僕も持ってますよー、まさにあれがホームスパンです!と力強く話される作家さん。楽しい瞬間でした(笑)。そして、そうか、私やっぱり毛糸が好きなんだろうな、なんて帰ってきてから久しぶりにその絵本を眺めてて思いました。前にもこの絵本のことを書いたことがあったと思いますが、ペレという少年が新しく服をあつらえるまでの物語です。まずは羊の毛を刈るところから、です。大人の手を借りてどんどん加工していくんですが、ペレはその対価として草取りをしたり子守をしたりと働きます。いよいよ洋服に仕立ててもらって、その姿を毛を刈らせてくれた羊に見せに行ったら羊はちょっと笑ってるような顔に見えました、でおしまい、と。美しい絵の素敵な物語です。