カロリーヌとおうさまケーキ

子どもの頃からずっと好きな絵本の「カロリーヌ」シリーズに、「カロリーヌとおうさまケーキ」という作品があります。フランスでは大きなケーキの中に小さな陶器の人形を入れて作って、大勢で切り分けて食べて、その小さな人形が入っていたケーキを食べた人が「王様」であるらしい、とその絵本からわかります。どうやらそのようです。そういう風習は日本でもありまして、私も子どもの頃に母が作ったそういう趣旨の(笑)だんごを美味しく食べていた確かな記憶があります。私が食べていただんごには、何かの小枝のかけらが入っていましたが、カロリーヌちゃんのは、というか、フランスのケーキには陶器の人形、そしてそれは「フェーヴ」というものである、ということなどを後に知ったわけでした。カロリーヌちゃんの絵本のフェーヴは白いもので、彩色していないもののようですが、フェーヴには色のついたものもある、というのも雑誌などで見ていて、欲しいもんだがなー、とうっすらと願っていたりしたものでした。で、うっすらとした願いでしたが、ちょっとしたはずみでオークションで見つけてしまいました(笑)。これは・・・これは「手に入れてみては?」ってことですか?!・・・・と、新年早々腕まくりしたくなるような(笑)気持ちというか、気合いが注入されたといいましょうか、そんな感じなんですが、いずれ、首尾よく私のところにやってきたらお披露目したいと思います。