というわけで、市松人形の男の子の福寿くんと、最近その妹になった女の子の蜜寿さんです。日本人形の顔が苦手って方が時々いるようなので、写真は下に載せますね。福寿くんのことは前にも何度かここでも紹介していますが、立派な着物を着た坊ちゃんです。デッドストックの新品てことで、きれいな状態でしたが、羽織は着ていませんでした。虫食いにでもあってしまったものかどうか・・・。胴体はおがくずみたいなものでも入っているのか、やや弾力があります。手足や頭は陶器です。うちに来たときは肩の糊が取れて腕がぶらんぶらんでした。ボンドでくっつけてあげて着物を着せなおして、自力では立てないタイプのお人形なので、私が丹精込めて妙な箱を作ってあげて（笑）そこに収めて支えて飾ってます。
さて、一方の蜜寿さんは、赤ちゃん座りが一番自然な様子の、小さな女の子人形です。腹掛けだけをしてうちに来ました。腕は片方ありませんでした。残りの手足も、肩、腿の付け根に針金のような「かぎ」がちょいと出てて、それを体内を通る紐にくぐらせて取り付けてある、という作りで、触ってるうちにあれよあれよと次々と手足が紐から外れて（笑）、いや、笑い事ではありません。どうやって直そうか・・・とちょっと心配しましたが、なんとか私の好きなよ〜に（笑）直してみました。紙粘土で腕も作ったしね。着物も貸してくれるお人形がいたので（貸す、と確かに言われたわけではないけど・・・でもそのお人形は新しい現代的な服を着こなしてかわいい顔でいるから大丈夫 笑）腹掛け一丁のスタイルよりも暖かそうで、かわいらしく、何より紙粘土製の腕も隠れてくれてるではないすか！？（笑）。
蜜寿さんが来てから、福寿くんは、以前よりも少しだけキリッとした顔になったような気がします。う〜ん・・・そういう気がするんだけどな〜・・・。
