おりひめ


おもちゃのトミーの「おりひめ」を出してきてはた織りをしています。このおりひめという商品、改めてきちんと向き合って使ってみると、その機能の充実ぶりと性能に驚かされます。これ、おもちゃとして売り出していたんだろうけど、おもちゃを超えてるなーとつくづく思います。
そもそも、これはずいぶん前に引っ越しをしていく親戚から譲られたものでした。私が毎年褒めちぎるかわいいクリスマスツリーもその親戚からもらい受けたものですが、いろいろと私のツボのものを譲り受けてます(笑)。おりひめというおもちゃのはた織り機の存在は知っていましたので、貰ったときは嬉しくて興味もあり、一度だけ織ってみてあとは満足して(笑)しまいこんでいました。それから10数年、おりひめのことは忘れかけていましたが、ひょんなことから姉とはた織りの話しになり(?笑)、そうだ、おりひめ貸すよ!と貸し出したのです。で、私、昨日から実家に来てて、ふと見たら貸し出したおりひめがあったのでちょっとやってみた、ということなのです。これは基本の平織りです。
おりひめというこのおもちゃ、というかマシンはですね(笑)、私にはうまく説明できませんが、あらかじめ織るパターンをインプットしておいて、あとは織り柄のパターンをダイヤルを回しながら横糸を渡して織っていく、というものなのです。インプットといっても、自分で手動で合わせます。そのことによって縦糸の持ち上がりに変化をつけることができて、その結果いろいろな柄が織れるということなんだと思います。あらかじめ細々としたパターン合わせをする必要はあるものの、あとは説明通りにダイヤルを回しつつ織るだけで柄が出てくるってやっぱりすごいと思います。ちゃんと構造を説明できなくて残念なんですが(笑)。付属の「作品集」には、縦糸の長さを変えてマフラーを作る方法や、はぎ合わせて大物を作る方法なども、あくまでも子どもを想定したわかりやすい解説などもあります。現在はこの商品は廃番のようですが、もったいないなと思います。