- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/02/10
- メディア: 雑誌
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いや、付録だけでなく本誌も素敵な猫写真がいっぱいで。私の好きな、室生犀星が飼い猫と一緒に火鉢にあたる、の写真もあります。これ、ほんとうにかわいいです。猫と文人という特集には必ず登場すると思いますが、火鉢に両前足をかけて暖をとってる風の猫と、それをやさしい目で見つめる詩人と、というとても愛らしく素敵な写真です。しかし、ああいう写真を見ると、猫にしろ犬にしろ、動物は動物としてのあのような姿がかわいらしいのに、それでもなお、人間のような振る舞いを見せられるとなぜこうも嬉しくなるのか、と(笑)。枕に頭をのせて布団をかけて眠る姿、とかさ、えさを手でつかんで食べるしぐさ、とか、後ろ足で立ち上がって火鉢にあたる、とか(笑)。いや〜・・・胸が熱くなりますね(笑)。
さて、そのような(一筆箋と火鉢猫のことしか書いてないか・・・笑)充実の猫特集が展開されてありますので、気になる方は書店へ!あと、猫とは関係ないんですが金田一秀穂さんのエッセイというかコラムがおもしろかったのでちょっと書きますね。「歯磨き粉」について。粉じゃなくなって形状が変わったのに、前の形状をあらわす言葉が変更されずに使い続けられている稀有な単語、と。そうですよね、たしかに。ところで、私、歯磨き粉の「粉」時代覚えてるんだけど(笑)。ケロヨンの歯ブラシとかに粉つけて使ってましたよ。懐かしいな〜(笑)。