拠るところ

Rainbow Cafe

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仙台のエレカシライブの前日、テレビでさだまさしとミヤジがなんか歌ったようだ、ということを今頃知り、心配しながらDVDの録画を探してみたら(勝手に)録れてました!グッジョブ!!(笑)ビバ・単語登録!ですな。泉谷しげるが出てる別の番組も録れてまして、そちらは予想通り清志郎について語ったり歌ったりしていたから、でした。重ね重ね良い仕事をする機械です。よしよし(笑)。
で、さだまさしとミヤジですが、さだまさしの「主人公」を一緒に歌っていました。なぜこのふたりが?と思わずにはいられないような取り合わせですが、実際に聴いてみると違和感ないものですね。さださん(と、いきなり親しげに呼びますが 笑)の曲は、さださんの声があのように美しく繊細だから細く透き通るように聞こえがちだけど、力強い旋律だもんね。だからミヤジが歌ってもちゃんとどーんと響くんだろうなと思いました。私はさださんの歌を今はそれほど熱心に聴く者ではありませんが、一時よく聴いていました。「道化師のソネット」が好きです。あと「桃花源」。ふたりが歌っている様子を見てふと思ったんですが、その様子を私は「ミヤジがさださんと歌っている」と認識。でも、さださんのファンは「さださんがミヤジと歌っている」って思うんだろうな、って。私はずいぶん昔からさださんの曲に慣れ親しんでいるはずだけど、今はミヤジサイドで眺めているってことだ・・・と、ちょっと感慨深かったんです。
なにを言ってんだ?またおかしなことを・・・と思われそうですが、ついでにもうひとつ。だいぶ前に清志郎とキムタクの2ショット写真がファンクラブ会報の表紙を飾ったことがありました。なにのファンクラブかっっつったら清志郎の方のですが。その時に、表紙の言葉みたいなのが書かれてあって、「表紙の写真を見て『いいな〜、清志郎、キムタクと写真一緒に撮っちゃって〜』と思ってはいけません。清志郎ファンは、ここは『キムタクってば清志郎と写真撮れてうらやましいな〜』ですよ! 笑)」とスタッフが念押しのコメントを載せてました(笑)。ちょっとこの例はあんまりよくないな(笑)。つまり、自分がなにかを見るときって、いつのまにかどっちか側に拠っているんだな〜ってふと気づいたってことが言いたかったのでした。さださんの場合は私は「ミヤジがさださんと」。泉谷しげるは?チャボは?もし今もいるなら清志郎は?なんていろいろ考えてドキドキしました(笑)。自分の思いがけない潜在意識に気がつくような・・・(笑 おおげさですね〜・・)
さて、キムタクは清志郎が好きだと語るひとりですが、「弱い僕だから」っていう、歌詞の世界が清志郎の真骨頂(笑)って曲があるんですが、それをなかなかかっこよく歌います。「清志郎の曲をキムタクが歌う」と私は思いますが、キムタクファンは「キムタクが清志郎の曲を歌う」って思うんだろうな。同じことなんだけど微妙に違うな〜、なんて考えたのでした。