伝染るんですキャンディのおまけ


吉田戦車が好きです、と昨日書きましたが、気にしながらもちょっと遠巻きにして見つめてる、みたいな「好き」です(笑)。あのなんともいえない独特のギトギト感の中に漂う哀愁とか(笑)、不条理な身も蓋もなし感とか、ちらちらと横目で気にしながら存在を確かめつつ、遠巻きにしてるっていう感じです。で、吉田戦車といえば「伝染るんです(うつるんです)」。そのマンガに「かわうそくん」ていうのが出てきます。かわいいんだかかわいくないんだか(笑)、そのしみじみとした風貌で、人の心の奥なんかをやすやすと見てくるような彼なんですが。
伝染るんです」が出版された頃だったのか曖昧なんですが、「伝染るんですキャンディ」が発売されてた時期があったんですよ。「伝染」とくれば大方の人は「伝染病」をイメージするんではなかろうかと思うんですが、そんなネーミングのアメ・・・(笑)。パッケージを飾るのはかわうそくん。中身はたしかフルーツ味の3種類ぐらいのキャンディが個包装で入っていたと思います。個包装のパッケージも今となってはまったく記憶がないですが、気になるな〜・・・。
それで、そのアメには「おまけ」がついていました。吉田戦車豆本。写真に撮りましたが、大きさの比較のためにその辺にあったミニカーを置きました。あまり参考にならないすか?(笑)。閉じた状態で計ってみたら横2.5センチ、縦4センチでした。これは「かっぱくんのいちにち」っていう本です。かっぱくんが川でかえると泳いだり、くまとお昼を食べたりしての帰り道、かわうそくんを見つけてどきどきしてるっていうページです。そしてこの後2人はビールを飲みに行きます。だまってどきどきしながら飲むようですが(笑)。もう1冊、博士とおかしな発明をする話のも持っていたんですがなくしてしまいました。私はそのアメを2回しか買わず、結果2冊しか見てなくて今は手元にこの1冊だけ。ほんとはこの本、何種類ぐらいあったんだろう・・・。もっと買っておけばよかったな〜。