エレファントカシマシのライブDVD

桜の花舞い上がる武道館 [DVD]

桜の花舞い上がる武道館 [DVD]

震災後の歌番組でこの人たちの歌う姿を見て、あんまりな迫力に釘付けになりまして、という「馴れ初め」を何度か説明しています・・・。歌う姿をテレビで見てその場で陥落っていう(笑)のは何度かあって、テレビは好きではないから自分ではあまり見ないけど、そういう時だけはテレビがあって良かった、この番組たまたま映っててほんとによかったなんて思います。
耳からだけの情報、つまりCDで音楽を聴くのはもちろん重要なひと時なんですが、とにかく動いて歌ってるこの人たちを見てみたい、の一心でこのDVDを買った、と(笑)。そしたら、これがまた・・・もう、ね〜・・すごくて。
好きなミュージシャンや音楽はいろいろあるんですが、中でも別格の位置になっているのは清志郎です。で、同じ自分の耳で聴くけど、聴いた歌が心の中に入っていくとするなら、その行き先の場所は微妙に違う気がします。うまく説明できないけど。清志郎の歌が入っていく心の場所と、エレカシ・宮本が歌う歌が入っていく心の場所も微妙に違うのかも、でも、相当近いです。かなり近い。そのことに自分で驚いています。何十年も(笑)馴染んだ別格・キヨシローと、聞こえた歌の行き先がこれほど近い人が、こうして生きてて元気に、力の限りこれ以上ないほど真剣に歌っている、というところに、私は希望を見ましたよ、いやほんとに。おおげさな話しではないです。歌にはそういう力があるもんね・・・。
清志郎を失った喪失感(「今も生きてるよ!♪」みたいな扱いにはなってますが・・・残念ながら私はどうしてもその方向には乗り切れないです・・・。)をまさか埋めてくれるかも、みたいなミュージシャンがいるとはまったく思ってもいませんでした。
この人たちの動画なんかをネットで見ると、「誰がなんと言おうと自分は好きだ」っていう覚悟の(笑)コメントを目にするんですが、「誰がなんと言おうと」って・・・(笑)。でも、私もこの人たちが好きになりました(笑)これは譲れない。誰にも譲れとは言われてませんが(笑)