「リトル・レッド」のサントラ盤

Hoodwinked!

Hoodwinked!

サントラ盤というものを買うというのは、ほんとに私にはめったにないことです。映画を見て、なかなか印象的な挿入曲だな、なんて思っても、見終わる頃には忘れるのがいつもなんですが、この「リトル・レッド」の映画の中の曲は忘れられないような曲がいっぱいで。すごく曲が目立ってくるというか。で、つい、買ってしまいました。やっぱり買ってよかったですよ〜。
輸入版なので、ライナーノーツも全部英語なんで、それがちょっと残念というか、大変というか(笑)。一番の目当ての曲は、山に住むヤギが歌う「BE PREPARED」(備えよう!」みたいな感じ?)って曲です。「山は危険がいっぱいだからちゃんと備えておこう。角だってこんなにいろんな種類があるぜ。ほら、鍵もかけられるし、角もかけられる。それに・・」(←意味不明でしょう?? 笑)と、自分の取り外し可能な角がどれほど使いでがあるか、そして備えがいかに重要か、みたいなことを歌うわけです。そのヤギは「魔女に魔法をかけられたので話すことはできない、言葉は全部歌になってしまう」という特徴があって、あかずきんにうんざりされながらも、バンジョーをかきならして軽快に歌いまくります。そして、あかずきんを一緒にトロッコに乗せて、おばあさんの家に送る途中、なだれに見舞われるんですが、あれほど「備えは大事。備えようじゃないか」と歌っていたのに「ワオ!・・・なだれにまで用意はしてないよ♪」と、軽快に歌うんです(笑)そこまでの緊急時でも歌ってしまうという。
ヨーデルのような、ヤギのような声が入りつつ、地声はすごくかっこいい、BENJY GAITHERという人が歌ってます。