牽牛は牛をつれて


七夕は7月7日に終わってますが、太陰暦だとこれからなんだそうですね。「願い事をしそびれた人はこれからが本番なんで間に合いますよ」と、先日星の話をしてくれたある先生が話していました。
その先生は「夏の大三角」についていろいろ教えてくれました。
一番明るいベガ(織姫)をまず見つける。デネブとアルタイルも明るいからきっとすぐ見つかると思うんだけど、どっちがアルタイル(彦星)かな?とわからないかもしれない。彦星は牽牛という名前からもわかるように牛を牽く仕事なので牛を連れてます。牛を2頭連れているのがアルタイルですよ、と。
牛?星座盤で見ると、アルタイルのそばに2つの星が。なるほど〜・・・と、私はとても感じ入りました。本物の夜空で確認したいんですが、なんといってもこの毎日のわけわからない猛暑と、その果ての夜の荒れ模様で全然星も見えてこないしね〜。
それにしても、星座盤や神話なんかを見たり読んだりするといつも思いますが、昔の人は夜空にどうしてあのように「模様」を感じることができたのかな?と。そうしないと星の記録を残すのが困難だからわかりやすい指標として白鳥やさそりとかにしたんでしょうが、イマジネーションがすごいなと思います。昔の夜空は今よりもっと暗くて、でも空気は澄んでいて星がいっぱいびっしりと見えて、もしかしたらほんとに「模様」みたいに見えてたりして・・・なんて思ってみたりします。