寺山修司のラジオドラマ「コメット イケヤ」


寺山修司は何本かラジオドラマを制作してまして、「コメット イケヤ」は本放送は1966年の8月だそうです。私は今から25年ぐらい前の夏に再放送で聞きました。記憶があいまいですが、寺山修司が亡くなった年の夏だったのかな・・・。ラジオで3日間ぐらい再放送がありました。「コメット イケヤ」の他は「恐山」と「まんだら」だったかな?。カセットテープに録音していたのですが、この「コメット イケヤ」がとても気に入ってしまって、何度も何度も聞いてました。セリフをノートに書き写したりしてね、熱心でしたね・・・。
イケヤ彗星が発見された同じ時、ある場所でサラリーマンが失踪してしまった。この2つに因果関係は?何かを発見した時は何かを失ってるの?みたいなテーマというか、ストーリーです。イケヤ彗星発見の本人が出演してしゃべっているんですが、とても朴訥な感じで私はそれが好きでした。
その後、CDでちゃんと発売されたのを知らず、ぼんやりしているうちに今では生産中止になってしまっています。ほんとに残念です。商品画像もないので寺山修司のお顔をちょっと載せてみました。