綾辻行人の「
人形館の殺人」読み終わってしまいました。どうしても後半の謎解きのところで加速して読んでしまうので、ゆっくり楽しむつもりでのろのろ読んでいってるのに、いきなりガーッと進んでしまうんですよねー。次に読もうと思って注文してる本がまだ届いていないのに読み終わってしまった。ペース配分を誤ったなー、とじくじたる思い、なんつってな(笑)。まあ、いいです。しかし今回もやられました。実は途中で、(ははあ・・・なるほど。うむ、たぶんそういうことだな。なんかこう・・・この間の「霧越邸」で犯人当てちゃったからな〜。残念ながらまたしても私は犯人を当ててしまったようだな！)などと調子に乗って読み進めてるうちに、斜め前方の方から
綾辻行人光線が！・・・って気がしたんですが(笑)、とにかく私の推理は外れまくっていました。いや〜、思いがけない展開だった。そして後味悪かったー(笑)。なんともいえないモヤモヤと切なさと空恐ろしいような味わいを残して読み終えたって感じです。
ところで、読む前にタイトルのイメージから、いろんな人形が所狭しと並んでいるような館で起きる事件の数々！ってことかな？人形好きなのでどんな人形かワクワクだな、っと思っていましたが、そ
こはちょっと違ってました(笑)。いや、
綾辻行人がいろんな人形をどのように登場させるのか？！と楽しみだったんですが、そこもかわされてしまった(笑)。氏の「
黒猫館の殺人」て作品もありますが、私は未読ですが、黒猫がミャーミャー言ってるような話しじゃあないんだろうな、そりゃそうだよな。そのうち読んでみます(笑)。
