暗黒館に入り込む

暗黒館の殺人 (上) (講談社ノベルス)

暗黒館の殺人 (上) (講談社ノベルス)

先月からちびりちびりと綾辻行人の「暗黒館の殺人」を読んでいます。上下巻とも600ページ以上もある長大な物語です。今は下巻の100ページ過ぎたあたりです。建物も調度も黒づくめの異様な館で起きた殺人事件、てことなんですが、謎めいた住人の面々に加え、外部から関わりを持って登場してくる人物たちも多彩です。その外部の人間たちの現れでていることの意味というか、そのことはまだ明らかになっていません。気になる〜(笑)。
私が今読んでいるところは、殺人事件について、「私」と住人である玄児という青年2人が推理考察している、というところです。中也君と呼ばれる「私」が、ある推理に行き当たりハッとしてるんですが、その様子から私も思い当たることがあって一緒にハッとしました(笑)。果たしてこの私と「私」の推理は同じなのか?!そしてそれは当たっているのか?!いや〜、当たってないだろうな(笑)。気になるけど、急いで読むともったいないのでゆっくりじっくり読んでいきます。