アイリスさん

どういうわけか、この頃とても「こういう人形が是非欲しい!」という熱が高まってて(笑 困る)探していたところ出会いました、ということを書きました。写真集なんかも少しばかり持っているので、時々眺めたり、オークションに出ている多くのお人形を見ているうちに、自分の好きなのはこういうタイプだというのがわかってきました。おや・・・と目に留まるのは私の場合はどうやらドイツの人形のようです。フランス人形なんていう言葉まであるぐらいなので、フランスの人形ももちろん素晴らしいんですが、ドイツの、あの総じてがっしりとした健康そうなかわいらしさ、といいますか、そこが私には魅力に感じるようです。というわけで、探していたんですが、近頃巡り会えて私のところにやってきてくれました。
名前はアイリスとしました。ひまわりの花も似合いそうです。二重にレースがついたおしゃれな麦わら帽子をかぶり、繊細なコットンのドレスを着ています。胸板が厚く(という表現はこういうお人形さんにはふさわしくないんですが・・・笑)がっしりしています。頭から肩がビスクで、胴体と足が皮製で中におがくずが入っているんだそうです。腕と手が木製です。胴体は皮製の、いわばぬいぐるみ状態なわけですが、なんともいえない、ずっしりとした重厚感というか、ただならぬ感とでもいうか(笑)そんな迫力を感じます。素敵なドールチェアにでも座らせてあげればいいんですが、麦わら帽子、コットンドレス、という、ま、ちょっとカジュアルな様子もあるので(パールのネックレスでおしゃれしてますが・・・)どこででも売っててすぐに買ってこられるような木製の小さなイスに座らせています。どこかの誰かの大切なお人形だったんだと思うんですが、これからは及ばずながら私が!っとね(笑)大切にしていきたいと思っています。
ところで、昨日見つけて読み始めている清水義範の本の中に「モノを溜め込むのはいかがなものか」と、投げかけてくる記述がありました。吉田兼好が「徒然草」の中で必要以上に食べる溜めるは見苦しいと書いてて、清水義範も、まったくもってそうなんだよね・・・と書いてあるわけです。でも、物は減らしてすっきりしてこの先(老後ですかね)生きていくのが賢明であり美しいとはわかっていても・・・自分はカメラを買いました、前のもまだ使えるのに、と清水氏は告白してます。そういうところも私は好きなんですが(笑)。スッキリした暮らし、は素敵なのはわかっていても、でも「これがあることで私は幸せ」と思えるならモノに囲まれちゃってもしかたないや、なんて私は居直ってます。
増えていくもの、ってことでもうひとつ。今年も郵便局のふるさとパックとかなんとかを注文しました。名産品が月1回届くやつね。契約プレゼントは今年もキティちゃん貯金箱。ポストの隣に手紙を持って寄り添うキティちゃん。・・・ん?今年のキティちゃんはなんか目がでかい??(笑)う〜む・・・・。そうかそうか、目が大きいか・・・と、それはそれで仕方ない、かわいいもんね・・・なんて飾るわけよ(笑)。こうやって増えていくんですね(笑)。いたし方なし。